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未来の教室づくり

 当協議会では、時代の流れにあわせ、常に先を読みながら新しい教室環境づくりを支援したいと考えています。社会は人が創り、人は教育によって創られます。そういった意味では、学校教育は最先端でなければなりません。学校における通信環境や情報機器などの整備を進める一方で、その活用方法やコンテンツ、それらを運用するためのノウハウといった面まで、幅広くサポート活動を行っています。

また、私達は時代の新しい流れにも目を向けながら、様々な企業や大学、自治体等と連携しながら、未来の教室づくりに向けて積極的な活動を行っていきたいと考えています。

 

電子黒板〜教室が変わる〜

 情報化が進む中、文字を書くだけの黒板から動画やインタラクティブ性を持つ電子情報ボードへの移行が急速に進んでいます。文部科学省はパソコンや校内LANなど学校の情報化を推進しデジタルコンテンツの充実を計っています。それらを呈示し子どもたちによりわかりやすい授業の展開をする電子黒板の研究・開発を産官学連携で推進しています。主に次の課題に取り組んでいます。

 

■電子黒板・ボードの調査と検証

■諸外国での学校内電子ボード利用の調査・研究

■公立小中学校での電子黒板の活用

■新一体型電子黒板の研究・開発

■電子黒板利用におけるデジタルコンテンツの開発

■特別支援教育の電子黒板利用についての研究


未来の教室Project シンポジウム開催

 世界で広まっている学校現場でのシンクライアントの活用について、大阪大学と共催で開発者を招き国際シンポジウムを開催しました。
現在、教育現場においては、個人情報の流出などのセキュリティ問題や、IT機器のメンテナンスなどの先生の負担の解消など、課題が山積しています。日本においてもそれらを解消するクラウドコンピューティングに注目が向けられつつありますが、すでに世界の教育現場では、オープンソースを利用した取り組みの活発化、オープンソースソフトウェアや、オープンシステムを活用したクラウドコンピューティングによるthin clientシステム、K12 Linux Projectなど、効率的な学習情報環境が運用されています。それらの開発者から実際の導入までの道のりなどについて講演を行っていただきました。


>> 未来の教室 シンポジウム映像
>> クラウドコンピューティング基礎知識

 

JAXA(宇宙開発研究機構)による八尾市・宇佐市との学校間交流支援
―大阪府八尾市立久宝寺小学校及び大分県宇佐市立高家(たけい)小学校

 2009年1月21日〜23日、大阪大学や宇宙航空研究開発機構(JAXA)との協力のもと、超高速インターネット衛星「きずな」(WINDS)による、ハイパーミラー(超鏡システム)を使用した、eラーニングによる学校間交流を行いました。


これは、JAXAの衛星通信移動中継車や大阪大学のハイパーミラーを、大阪府八尾市立久宝寺小学校と大分県宇佐市立高家(たけい)小学校に設置し、両校合同で実施した授業の様子を「きずな」を経由して双方に伝送するというもの。また、伝送された映像をハイパーミラーで合成することで、遠隔地の子どもたちがあたかも同じ場所にいるように画面の中で一緒にふれあうことができ、子どもたちは感動したり喜んだりと意欲的に取り組み、期待していた以上の成果を得ることができました。

 「きずな」によって、eラーニングに必要とされる大容量でリアルタイム双方向通信が可能となり、またハイパーミラーと組み合わせることで、高精細なハイビジョン映像で臨場感が増し、より自然なコミュニケーションで交流することができました。

 

1日目 『学校と地域の交流学習』−両校による学校と地域の紹介

2日目 『宇宙についての合同学習』−宇宙科学や宇宙ステーションでの生活などJAXA職員による授業

3日目 『地域の文化的活動の交流学習』−八尾市「ふとん太鼓」と宇佐市「子ども神楽」の紹介と実演

 

>> ハイパーミラー(超鏡システム)とは

 





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